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金色のコルダ

激流

 ←甘いのはチョコだけじゃなくあなたへの気持ち →ゴメン…ね
当たり前の状況のはずなのに、どうしてこんなに鼓動が激しくなるのだろう…。

滅多に訪れないこの部屋に多少の居心地の悪さはあるけれど、それがこの気持の原因じゃない。
心が熱に浮かされたように、ゆらゆらと不安定に揺れ動く、足下のカーペットはこんなに柔らかかったか、自分の座っているソファーはこんなにふかふかだったかと思う程に自分自身が不安定でいる。

「ほら、コーヒー」

その言葉と一緒にカップがテーブルの上に置かれた。
カップを持つ指、白衣で隠されているから普段はわからないけど意外しっかりとしている腕と肩…シャツの合間から覗く鎖骨と首筋に心臓に甘い痛みがはしる…

「飲むと暖まるぞ…それにしてもこの雨で冬に逆戻りだな…。」

当たり前のように横に座ると、当たり前のように私の肩を抱き寄せて心持ち自分の肩に私の頭を寄せて、それがいつものポジションなのに…体温がまた一度上がる。

「寒いよな…ったく…寒いのは苦手だっつーの」

体にこもった熱が雨で閉ざされたこの部屋から逃げてくれない…。

「ま、こんな日も悪くないか…香穂子??」

何も答えない私を不審に思ったのか体を少し離して覗き込んでくる…





……ダメ……ワタシヲミナイデ……




心より体で感じるものがあるのかもしれない、理性より本能で…





……アナタガホシイ……





「…先生…キスして…」




言葉が勝手に口を滑り降りる、この熱はきっとこの雨で閉ざされた部屋のせい。
いつも閉じこめていた気持がゆっくりと崩壊して、激流へと変わる瞬間がある。
私から言ったことのない言葉に、驚いたように目を見開いて私の顔を凝視する。


「…どうしたんだよお前さん…。」


否定の言葉なんて聞きたくない、今欲しいのは先生の熱。


「……ってそんな目で見るなよ…抑えが効かなくなるだろうが…。」


視線を逸らそうとするのを許さずに、唇をつなげる…。


抑えが効かないのは私。
もう決壊は始まってて、想いが激流になって暴れてる、後は先生の気持ちを壊すだけ…


不安・焦燥・恐怖…それが全て私の体の中で燻る熱になる


だから私の中にある、一番弱い部分をどうか壊して、あなたにしか壊せないから。


つないだ唇が熱を持ち始める…どちらの熱か、もうわからなくて…


「……抑えなくて、いいよ……。」


それはきっかけ。

理性より本能で、心より体で、一番深場所で繋がっていたい………。
今だけこの世界は二人きりだと思いたい。


それは幻想でこの部屋から一歩出れば、私とあなたは教師と生徒…。


「だから、今だけ…。」


この熱に浮かされた、激流に二人で翻弄されていよう…ね?


「……せんせい……。」




end
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